夏越の大祓
茅の輪くぐりの様子
来る6月30日、恒例の「夏越の大祓」を古儀により斎行致します。
大祓とは、知らず知らずのうちに犯したであろう自らの罪穢れと社会の罪穢れを祓い去り、酷暑の季節を迎えるに当たり、更なる気持ちで今後の生活を過ごしていくための神事です。その起源は遠く神代にまで遡り、現在では毎年恒例として、六月晦日と十二月大晦日に、宮中をはじめ伊勢の神宮、全国の神社で行われています。
また古式に則り「茅の輪」が参道に設けられます。
水無月の 夏越しの祓へする人は
千歳の命 延ぶと言ふなり
拾遺和歌集(しゅういわかしゅう)に詠まれるこの和歌を歌いながら茅の輪をくぐると、無病息災で残る半年を過ごすことができるといわれています。
茅の輪は6月13日(月)より6月30日(木)にかけて参道に設置しておりますので、ご自由におくぐりください。
また、当神宮では茅の輪設置に併せ「夏越茅の輪まもり」を授与しております。
この「夏越茅の輪まもり」は、暑い時期を病気や怪我等の災いを避け、皆様の心身や御家庭を守り、無事に過ごせる様にと祈願致しましたお守です。神棚、玄関、床の間、車のルームミラーやカバン等に掛けて奉斎ください。
宇佐神宮では、夏越の大祓を下記の通り執り行います。
- 《日 時》
- 6月30日(木)午後4時斎行
- 《場 所》
- 宇佐神宮 御輿掛 祓所(雨天の場合は絵馬殿になります)
- 《初穂料》
- 1,000円以上お志
「夏越の大祓」ご希望の方は、宇佐神宮祭務課まで御一報ください。
折り返し形代及び案内状を送付いたします。
※当日のご参列も可能です。(コロナウイルス感染症拡大予防の為、マスクの着用にてご参列ください。)
※当日のご参列が困難な場合は、お送り致します形代を、6月28日までにご持参もしくはご郵送ください。
《形代の扱い方》
①1体につきお一人のお名前、年齢(数え年)、生年月日をご記入ください。
②その人形で全身(特に不調の箇所)を撫で、静かに息を吹きかけてください。
③「車形」は、一体につき一台の自動車の登録番号(ナンバー)、所有者もしくは平素使用される方のお名前をご記入ください。
【お問合せ】
宇佐神宮 祭儀課
〒872-0102 大分県宇佐市南宇佐2859
TEL:0978-37-0001 / FAX:0978-37-2748