法華八講(三問一答)厳修
来る10月20日(土)午後1時より、第257世森川宏映天台座主奉仕による「法華八講(三問一答)」が厳修されます。
廃仏毀釈により途絶えていましたが、昭和53年に復活され、平成10年、平成20年と続き、今回で4回目となります。
上宮申殿にて神職が祝詞を奏上し、森川座主による祭文を奏上。その後に三問一答が行われます。
今回は六郷満山開山1300年を記念し、初の一般参列を加え、先人への感謝と次代の平安を共にお祈りします。
毎年斎行される法華三昧の様子
<法華八講(三問一答)について>
「法華八講」は、天台宗の開祖最澄が平安時代に唐への航海の安全を祈って宇佐神宮に参拝し、帰国後も感謝の意を表すため再訪の上、八幡大神へ法華経を講じたのが始まりといわれます。明治以前までは日常的に法華八講が行われていたのですが、明治政府の神仏分離令により途絶えてしまいました。それ以降60年を経て、第253世天台座主山田恵諦大僧正のご親修で昭和53年より復活、およそ10年に一度の一大行事となっておりましたが、近年は座主一世一代のご奉仕が慣例となっております。
「三門一答」とは、3人の僧侶が教義の中の文言を問い、講師の僧侶が講釈を加えて解答する論議法要です。
お問合せ
【宇佐神宮六郷満山霊場会】
TEL:0978-73-0300